« 今週の羅針盤《88》 | Main | LG Electronics, Inc. v. Bizcom Electronics, Inc. 05-1261 to 1264, 05-1302 to 1304 CAFC [Jul. 7, 2006] »

July 14, 2006

中国特許 ~「以上」「以下」の意

外国出願で気になることは、各国の法制度ですが、

実務的に最も注意しなければならないのは、翻訳です。

曲がりなりにも、中学、高校、大学と10年間英語を学んできたと言う方は多いと思います。
でもそれ以外の外国語となると、、、、お寒い限りです。

漢字は中国から輸入された文字で、日本では日常的に使われてますが、
輸出元の中国と、輸入先の日本とでは、意味や使い方が違うことが多々あります。

例えば、日本語の「待つ」は 中国語で「等」と表記します。

日本語の「以上」「以下」は境界値を含むと、中学の数学で習ったかもしれませんが、
中国語の「以上」「以下」は境界値を含むとは限りません。前後の文章から判断するようです。

数値限定の出願をされるときは、
例えば、「5以上」を、英語で表現するときのように "5 or more"とするか、
「5以上(5を含む)」と注釈しておくか
本明細書では「以上」「以下」はその境界値を含むと、注書きしておくことがお勧めです。

「~」も境界値を含むか、含まないか曖昧ですので、これも留意しておいた方がよいでしょうね。

(弁理士 菊間 @ 特許事務所)

|

« 今週の羅針盤《88》 | Main | LG Electronics, Inc. v. Bizcom Electronics, Inc. 05-1261 to 1264, 05-1302 to 1304 CAFC [Jul. 7, 2006] »